中森明菜さんのデビューのきっかけとなったオーディション番組「スター誕生」。
以前、雑誌「ポポロ」で語られた、本選(2回目)出場時のエピソードです。
本選2回目に選んだ曲は、松田聖子の「青い珊瑚礁」。なぜ、この曲を選んだかというと、前回出場時、審査員から「年齢のわりには大人っぽすぎる」と言われたから。これは、明菜自身の作戦で若々しく新鮮な感じを出そうと思ったためである。
しかし、気持ちよく歌えたものの、審査員からの厳しいアドバイスが…。
「あなたは歌はとっても上手だけど、顔が幼いから“大人の歌”は無理よ。それより、童謡でも歌ってたほうがいいんじゃない?」と。
この言葉に、明菜自身が激しい抗議をしている。
「童謡を歌えとおっしゃいますけど、スタ誕では童謡は受け付けてくれないんじゃないですかっ!」と。
会場がざわめき、険悪な空気が流れた。そのとき、客席から「明菜っ、やめなさい!」という大声が飛んだ。明菜の母の声だった。この声を聞いて、かろうじて怒りをおさめることができたという。
この1年後、3回目の本選出場で392点という歴代最高得点でデビューの切符を手にしたことはご存知のとおり。しかも、明菜を獲得するために名乗りを上げた会社が11社。これも記録的な数字だった。
あの時の、審査員からの厳しいアドバイスがなかったら、さらにそのアドバイスをバネに再挑戦する明菜の執念がなかったら、歌手“中森明菜”は存在していないでしょう。
コメント
>いーさん
昨年、亡くなられた中村泰士さんが他の審査員を説得してくれて、番組史上最高得点の392点をたたき出したんですよね。それでも松田トシは63点という低評価だったけど。
あの厳しい審査員って松田トシ(当時松田敏江)ですね。
あの人は自分の教え子(岩崎宏美・新沼謙治など)がスター誕生にオーディションを受けたときは甘い癖に、そうでないときはやたら厳しい。
そう言う人なんだよね。
ちわっす。明菜・・本選2回目は、松田聖子の
「青い珊瑚礁」を唄ったんですよね。
デビューが決まり、事務所「研音」が作成した
マスコミ向け資料で「裸足の季節」と
ミスしたので、間違ってマスコミに
伝わったようです。
「スター誕生」で合格するまでの軌跡。
(TV出演)
1回目 岩崎宏美「夏に抱かれて」を唄う
(赤い衣装だった・・・らしい)
2回目 松田聖子「青い珊瑚礁」を唄う
3回目 1次 竹内まりや「セプテンバー」
2次 山口百恵「夢先案内人」
(最高点を出す)
●マスコミ向け発表会(白い服)
山口百恵 「夢先案内人」
・軽い演技も。
●決戦大会(黒い衣装)
6番目に登場
11社のプラカードが挙がる。
司会:坂本九
ゲスト:森昌子、石川ひとみ
「決戦」に出られないで
落ちた事も、数回あったとか。
研ナオコの「LA-LA-LA」
石野真子「ジュリーがライバル」等を
唄ったそうです。
本当に自分の存在価値に自信のない人て、人を貶めることで自分をみせつけるしか芸のない情けない種類おおいですけど、やっぱしサイテー。
ひぇぇ~
明菜は当時からストレートに物を言うコだったんですねぇ~
てかその審査員ヒドすぎ…笑