今日はアルバム「Stock」が発売された3月3日ということで、「明星 YOUNG SONG（ヤンソン）シリーズ アルバム編」の第5弾は「Stock」をご紹介したいと思います。
過去3年間にシングル候補曲として作られたものの中から、ロック調の曲を集めて作られたのがこの「Stock」になります。「FIRE STARTER」はシングル「Fin」と競った楽曲で、もともとアルバム「不思議」に収録される予定の曲でもありました。「CRYSTAL HEAVEN」「まだ充分じゃない」「処女伝説」の3曲は、シングル「ジプシー・クイーン」と争ったそうですよ。アルバムタイトルについても当初は「Fire Water」（ジャケットイメージはこちらのタイトルによるものかと思います）というタイトルで一部媒体で告知されていましたが、最終的に「Stock」に決定となりました。
みんなが選んだ「Stock」No.1は！（当時の会報より）
1位 FIRE STARTER（35％）🏆
2位 夢のふち（15％）
3位 CRYSTAL HEAVEN（13％）
4位 FAREWELL（10％）
5位 FOGGY RELATION（8％）
6位 まだ充分じゃない（7％）
7位 処女伝説（6％）
8位 NIGHTMARE 悪夢（3％）
9位 I WANNA CHANCE（2％）
10位 POISON LIPS（1％）
中森明菜さん本人は「FOGGY RELATION」が好きとのことです。
激しく艶やかにロック!!
アルバムを1枚作るたびに、いつも新しいモノにチャレンジしている明菜。新LPは、雰囲気をガラリと変えて、未発表だった作品を新録音で収録。ロックのパワーと、大人の女の魅力が合体した！
ラフなボーカルで、新しい魅力を聴かせるロック盤。
収録された曲は、どれも過去にシングルの候補曲だった、という明菜の最新アルバム。ロック色の強い作品を集めて、”派手め”に仕上がった。
LPタイトルどおり、いままでにストックしていた曲を集めたもので、1曲ごとに、まったく個性の違う作家のものが収められているのが特徴。シングル「Fin」でおなじみの佐藤健。LP「ビター＆スウィート」で曲を提供した、サンディ＆サンセッツなど･･･。明菜ファンなら、もう名前を知っている人がずらり。「ああ、あのときのシングル用として作られたのがこの曲なんだな」と、ちょっぴり楽屋ウラをのぞいたような楽しみもある。たしかに、いままでにリリースされたシングル曲と比べると、どの収録曲も”印象”が薄い感じがするけれど、さすがトップ・アーティストが手がけた作品だけあって、味のある曲が並んだ。
明菜自身も、レコード化にはなっていなかったが、いつかは歌いたいと以前から大切に温めてたらしく、選曲にもかなり神経を使ったようだ。全10曲とも、パワー、スピード感みたいな、ロックのエッセンスがいっぱいで、バラードっぽい曲はナシという内容。明菜のボーカルは、いつものようにキッチリと決まっている感じじゃなくて、むしろ”ラフ”な歌い方だけど、そのあたりが今回のアルバムの”テーマ”だったようだ。いままでの明菜の持つ大人のムードに加えて、より派手さと、艶やかさがプラスされたようなこのアルバム。これからの彼女の新しい方向のひとつになる可能性は十分。大音量で聴いてほしい1枚だ。
コメント
>マヤ菜さん
この頃の明菜さんは、すでにアイドル雑誌を卒業してしまっていたので撮り下ろしではなくなってしまったのが残念ですが、カッコイイですよねこの写真。
こんばんは、テンション上がって書き込みました！
歌詞カードよりこっちのほうがカッコいいです。
>yukiさん
もしシングルとしてリリースするなら・・・ですか。
A面はyukiさんと同じく「FIRE STARTER」なんですけど、B面が迷いますねぇ。
ほんと、どの曲も大好きなので迷いますが、明菜さんがよくシングルはA面とB面の2つでひとつとして考えてるって言っていたので、ここはあえて「FIRE STARTER」とは雰囲気の異なる「FOGGY RELATION」かな。
「FIRE STARTER」をテレビで歌ったらかなりのインパクトがあったでしょうね。’88ライブの時のようなヒョウ柄で踊り倒すパフォーマンスを魅せてくれたんじゃないでしょうか＾＾
まさ様、こんばんは。
｢Stock｣は明菜さんのアルバムの中でも個人的にベスト5にはいります。
もしシングルなら｢FIRE STARTER｣カップリングは｢POISON LIPS｣がいいなと。
まさ様はどの曲がシングルとカップリングにいいと思いますか？テレビで｢FIRE STARTER｣を歌っていたら明菜さんはどんな衣装と躍りで披露したんだろうと想像してしまいます。
90年頃の幻のアルバムや未発表曲もこの40周年記念に発売してもらいたいですね！