2024.03.16 中森明菜FANCLUB「ALDEA」:第五弾ALDEA限定グッズ販売について
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「北ウイング」幻の1位

「北ウイング」幻の1位についてのお話し。
「北ウイング」は、1984年1月1日にリリースされた7枚目のシングルでオリコン初登場2位(最高位2位)を記録しました。

当時の明菜さんとしては、初登場1位が当たり前でしたが、この曲に関しては惜しくも初登場2位(最高位2位)となってしまいました。

しかし、実はこの時のチャートにはひとつの疑問があります。

「北ウイング」が初登場した1984年1月9日付のチャートの集計期間は1983年12月19日~25日までですから、1984年1月1日発売の同曲がこの週にランキングされることは通常はあり得ません。

年末年始の流通の関係で、商品が発売日よりも早く店頭に並ぶ事はよくあることですが、同じ発売日である、あんみつ姫(小泉今日子)の「クライマックス御一緒に」は、その次の週(1984年1月16日付)で初登場していることを考えると納得いきませんよね。

もし、従来の集計どおりであれば、1月16日付の「北ウイング」の推定売上枚数は208,840枚となり、この週の1位であるわらべの「もしも明日が…」の164,230枚を抜き、1位を獲得しているはずでした。

今さら、こんな事を言ってもどうなるものでもないんですが、なんとなく釈然としないチャート結果です。

コメント

  1. 過去におニャン子クラブの『新田恵利』さんのデビュー曲『冬のオペラグラス』が1月1日発売ながら発売前にオリコン1位を取っていました。当時のおニャン子クラブの1番人気だったのと、初回限定パッケージ(特典封入・予約特典ポスター付き)が10万枚(うろ覚えですが)もあり、予約のみで30万枚超えていたらしいです。初の女性J-POPでのデビュー曲オリコン初登場1位記録でもあったらしいですが、当時のおニャン子クラブは必ず予約特典でポスターやクリスタルディスク仕様と、あらゆる手で予約でまずは数を獲得するポニーキャニオンの戦略でしょうか・・・。明菜さんの場合、シングルは必ず売れる、というネームバリュー的なのもありましたしねぇ(笑)
    でも、私も83年のクリスマス頃に(発売日知らず・・・。)レコードは買ってました。ちなみに、年末に発売されたB面違いもレコード屋さんがジャケットがあえて裏返して展示されていて、『飾り~』や『SILENT LOVE』と、随分出すな~!と帰って開けてみたら・・・あれ?『北ウイング!?』と驚きました(笑)

  2. 自分は「北ウイング」を83年12月25日より前に購入しました。その頃は発売日の2~3日前に店頭に並ぶのが普通だったのですが、1週間も前に店頭にあったので、驚きながらも購入したのを覚えています。