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明星 YOUNG SONG(ヤンソン)シリーズ アルバム編 第10弾「ANNIVERSARY」

明星 YOUNG SONG(ヤンソン)シリーズ アルバム編 第10弾は、アルバム「ANNIVERSARY」です。

デビュー3周年記念盤として1984年5月1日にリリースされた5枚目のオリジナルアルバム。夏をイメージした作品が並んでおり、季節感あふれるアルバムに仕上がっています。

本作を引っ提げて行われた全国ツアー「逢いたい菜 逢えるか菜 中森明菜音楽鑑賞会」は、残念ながら現在までに商品化はされていません。

このアルバムのジャケット写真は、写真家・清水清太郎さんによるもので、たまたま通りの向こうから歩いてきた黒人警官と明菜さんを並べて撮影したいという衝動に駆られて構図もピントもほとんど確認することなくシャッターを切って撮影した1枚だそうです。

「月刊明星」1984年6月号付録 YOUNG SONGより

バハマの熱い風感じる?
ニューウェーブ・サウンドのメッカ、コンパス・ポイントでの録音、明菜自作の作品も収録、と話題いっぱいの新LPを大特集!

バラードからレゲエまで いろんな明菜が聴ける!
大西洋に浮かぶ島国、バハマ諸島。最近、アメリカ、イギリスのミュージシャン達が、こぞって使うので有名なのがナッソーという町にあるコンパス・ポイント・スタジオだ。明菜の新アルバムの歌入れは、2月下旬からここでスタートした。スタジオに到着して、壁にはられたグレース・ジョーンズやトーキング・ヘッズなどの有名アーチストの写真を見た明菜、「こんなにすごいスタジオだったなんて知らなかった!」とビックリ。さっそくスタジオ・マンと一緒に、記念写真をパチリ!明菜もしっかりと一流ミュージシャンの仲間入りをしちゃったのだ!レコーディングのほうも、前作「エトランゼ」でフランスでの録音を経験しているので、かなりリラックスしたムードで進行できたようだ。
今度のアルバムは、今まで以上にいろんな曲調に挑戦している、という感じで、グッと幅広くなった明菜の魅力を聴かせてくれる。特に「アサイラム」(A-1)はシングル「サザン・ウインド」の作家としておなじみの玉置浩二(安全地帯)の作品で、強いビートのレゲエの曲。さらに「夢を見させて」(A-4)では明菜が初めて作詞にチャレンジ。語りかけるようなラブ・ソングに仕上がった。今回は多くの個性的な作家を起用したせいか、1曲1曲が独立しているようなふんい気。逆に各曲の特徴をよくつかんで自分のスタイルにまとめた明菜の歌が光っている。

コメント

  1. >マヤ菜さん
    >このアルバム、数年前に買ったんです。僕は85年くらいからの作品が好きだったので。
    そうだったんですね。
    自分も比較的良く聴くアルバムは1985年以降が多いのですが、初期作品も改めて聴いてみると良い作品が多いですよ。
    もし今後ライブが開催されることがあれば、こういう初期の懐かしい曲からも選曲して欲しいですね。「Easy」や「メランコリー・フェスタ」を今の明菜さんの声で聴いてみたいです。

  2. このアルバム、数年前に買ったんです。僕は85年くらいからの作品が好きだったので。デビューから数年間、勢いがあって凄くエネルギッシュなんですね。聞くと元気がもらえます。食わず嫌いでした。これもページ数から見て巻末みたいですね。