Akina Nakamori Special Live 2005 Empress at CLUBeX(2005.07.16)レポート

Akina Nakamori Special Live 2005 Empress at CLUBeX
(公演日:2005.07.16)

■日時:2005年7月16日(土)PM.9:00開場 PM.9:30開演
■会場:品川プリンスホテル CLUBeX(クラブエックス)

Reported by まさ@anfunsite管理人

いよいよ残すところあとわずかになった今回のスペシャルライブ。この日はライブ前にネット上でいつもお話させて頂いている方たちとお会いすることができました。ぬまっちさんのところのオフ会に参加されていた、はなっすさん、Kanaさん、たゆさん、シレーヌさん、motoさん、ぷーさんの総勢7名とは、1部の公演直前にお目にかかることができました。その後、僕たちは第2部からの参加ということで時間があったので、同じく第2部から参加される、たゆさんとシレーヌさん、そして僕と一緒に来ていたたいちゃんの4人で品川プリンスホテル(本館)にあるカラオケボックスで第2部公演が始まるまで歌ってました。1時間ちょっとカラオケをした後、少し早めに切り上げCLUBeXの会場へ。会場内では、さらにKatakataさん、ヒロ。さんとお会いすることができました。ほんの少ししかお話しできませんでしたがお会いできて嬉しかったです!

そして、いよいよ第2部のライブ開始です。今回の席はHブロック8番という場所だったんですがちょうどキーボード(上杉さん)の後ろになっていてちょっと見づらいかナァと心配をしていたんですが思っていたほど悪くなく明菜さんの顔もしっかり見ることができました。今日の明菜さんの衣装は青紫のベルベット系のドレスの上に、これまた青紫のシースルーで足元まであるロングの衣装を身にまとってました。毎回のことですがやっぱり「明菜さん、キレイ」です。

まずはいつもどおり、「私は風」「傘がない」の2曲を熱唱。自分が見てきた中で一番の出来だったように思います。特に「私は風」のシャウトする部分もかなりキレイに出ていましたし。やっぱり日数を重ねることによって完成してきたという印象です。

最初の挨拶MCに続いて、「別れの予感」「アデュー」「踊り子」を披露。今までのレポートでは触れてませんでしたが、今回のライブでもうひとつ感動したのはライティングです。通常のライブツアーよりもかなり照明にこだわっているなぁという印象を持ちました。1階席からだとステージ上に描かれる模様はわかりづらいんですが、2階席からだとかなりキレイだったようです。残念ながら僕は全て1階席だったのでちょっとわかりづらかったです。

2回目のMCでは、昔、休んでいた時期にカラオケスナックやカラオケバーでお客さんからテレサテンさんの曲をリクエストされて歌ったというエピソードを話していました。お客さんが喜んでくれると「歌ってて良かった」とも。そのカラオケスナックにいたお客さんがうらやましい。

続いて夏特集の「接吻」「アサイラム」「サザンウインド」の3曲を披露。このライブでの「サザンウインド」は10代の頃のものとはまったく違う大人の女性の「サザンウインド」に仕上がっています。明菜さん自身もMCで、10代の頃はかわいい衣装を着て「ホテルの窓にも・・・(ブリブリのアイドルのフリで)」ってやってたのにそれが今は「ホテルの窓にも・・・(セクシーな声で)」になっちゃうんですよ、と。

3回目のMCでは「(アレンジをしてくれたキーボードの)上杉さんは天才です」って力説していました。会場から「上杉さんは曲とか書かないんですか?」という質問が飛んだ時、明菜さんが「個人的に話しかけないように、巨匠ですから私を通して(話すように)」と言って場内爆笑。続けざまに「(ギターの)日高さんは?」の声に明菜さんがまたもや「あっ、勝手に(しゃべりかけないで)」でまた爆笑。

そしていよいよ最後のコーナー。ここのコーナーでは思わぬハプニングが・・・。それは「飾りじゃないのよ涙は」の1番を歌い終わったところで起こりました。おもむろに立ち上がって「ちょっとスミマセン」と小声で言ったかとおもったら小走りに花道を通って舞台裏へ。演奏だけがそのまま続いてついに演奏も終わってしまいました。会場内がちょっとザワザワしてた頃に明菜さんが再登場。開口一番「気分よく歌えました?」「みんなが歌いたいと思ってカラオケにしてみたんだけど」と。会場内からの「どうしたのー?」「トイレ?」などの声にはまったく反応せず、「じゃあもう一回歌う?」の言葉に会場内のボルテージが一気に上昇。そして照れくさそうに音響さんに「キュー!」と合図。今度は満面の笑みを交えながら「飾りじゃないのよ涙は」を熱唱してくれました。会場もそれにあわせるように最初の時よりももっと大きな手拍子で見守ってました。何日か前にも同じようなことがあったようなので、たぶんトイレに行きたくなったんでしょう。

最後4回目のMCで、話題がKUMA-TAの話しに・・・。「クマの名前は?」という質問に明菜さんが一言「KUMA-TAだ!(素顔のままでのカンナのような低い声で)」と一喝。「KUMA-TAがライブ会場で出迎えている時、明菜さんの横には誰が寝てるの?」との質問に、またまた明菜さんがあの低い声で「誰も寝てないよ!!!」と一喝。その後、会場から矢継ぎ早に浴びせかけられる質問に明菜さんが「なんだ、お前は!!!」を連発。急に冷静に「はい、ありがとうございました」といって無理やり軌道修正をしてました。この辺のあしらい方は上手くなったような気がします。

そしていよいよラストの「赤い花」。この日は途中から椅子を降りることもなく2番の最後までは椅子に座って体をよじらせながら歌っていました。最後のサビの繰り返しのところからはいつもの椅子から離れ片ひざを立てるようなスタイルでエンディングに。そして演奏がまだ流れている中、花道を戻っていきこちらを向いて一礼して去っていきました。

追記:
最終日(第2部)のライブで最後の最後に残念な事件が起きてしまいました。明菜さんが花道を通って帰ろうとしたところに、男が乱入して明菜さんにつかみかかろうとしたそうです。幸い明菜さんにはケガはなかったようですが、せっかく今回のような素晴らしいライブを開催してくれたのに、このような一人の自己中心的なファンのために台無しになってしまいました。公式HPでの明菜さんのコメントでひとまず安心しましたが、今後のライブ構成に多少なりとも問題を残す形になってしまいそうで残念です。

ロゴ入りアルファベットキーホルダー(来場者プレゼント)は、前回(7/14)と今回(7/16)はまたもや同じような「O(オー)」と「0(ゼロ)」でした。

出迎えをしてくれたKUMA-TAは明菜さんちの子供で、普段は明菜さんと一緒に寝ているそうです。