Akina Nakamori Special Live 2009 Empress at yokohama(2009.08.21)レポート

Akina Nakamori Special Live 2009 Empress at yokohama
(公演日:2009.08.21)

■日時:2009年8月21日(金)第2部(開場 20:30~、開演 21:00~)
■会場:横浜BLITZ

Reported by まさ@anfunsite管理人

今回のライブは、明菜オフ仲間(4人+自分)で参戦!横浜駅で待ち合わせをし、軽く食事をしてからライブ会場に向かいました。20時20分ぐらいに会場前に到着したんですが、既に会場前には長~い行列が!男女比は半々ぐらいでしたかね・・・若い人からご年配の方までかなり幅広いファン層だなと改めて実感しました。夏の夜の暑さと会場の人の熱気でかなりムシ暑かったです。

いよいよ開場時間となり横浜BLITZ内に入ると、入口でチラシ(BLITZのライブ情報誌、「DIVA」告知チラシ、アンケート用紙等)、ドリンク引換券、非売品キーホルダー(革製で今回は「N」)をもらいました。ドリンク引換券は、ビール他アルコールと各種ソフトドリンク、ミネラルウォーターなどから選べるようになっていました。自分は、とりあえずミネラルウォーターをもらい、ライブ会場内へ。会場内では、噂の「DIVA」と「Heartache」のそれぞれリミックスヴァージョンがかかっていて、フォークライブという雰囲気ではなかったです。ニュースレターで試聴できた「DIVA」とはまた違った感じで、「Heartache」もノリの良い曲でしたよ。

今回の座席位置は、最前列のほぼ真ん中という特等席で、一緒に行った他4人のうち3人と4人並びでの席でした。とにかく、前回のEmpressライブも明菜さんまでの距離が近かったですが、今回ほどの特等席はもう二度とないかも…。

開演10分前ぐらいになって、1階席、2階席ともかなりの空席があったのでちょっと不安に思いつつも、最終的にはほぼ満席?状態となりいよいよ開演。まず、マニピュレーターの人と、サックス奏者の竹上良成さんの2名(今回はこの2名のみ)が入ってきてスタンバイ。4年前のEmpressライブを思い起こさせる「私は風」のロックヴァージョンのイントロが始まります。2分ぐらいでイントロが終わり「私は泣いています」のイントロに切り替わったとき、ステージ左側から明菜さんが登場!!!大きな拍手の中、一礼して明菜さんがイスに腰を下ろします。この日(第2部)の衣装は「SONGS(第1回)」の白明菜と同じ衣装で「SONGS」と同じようにイスに座り譜面を前にしての歌唱でした。

01.私は泣いています
やっぱり、ライブの生歌唱は違いますね。すでにだいぶ歌い込んでいるからかCDよりも断然イイです!譜面台越しの明菜さんと何度も目が合いました(と思ってるのは自分だけ!?)。

02.学生街の喫茶店
フォーク2のお気に入りの歌です。明菜ビブラート全開でCDよりかなり迫力のある歌唱でした。全身を使って歌う姿に明菜さんのプロ魂が見えました。もう最初の2曲だけで元が取れた気分です。

-MC①-
「横浜開港150周年」と言わなきゃいけないところを「横浜開幕150周年」と言っていましたね。それと、明菜さんがライブの説明をしている最中に館内の内線電話のような呼び出し音が3回ほど鳴り、一瞬、緊張が走りましたが、明菜さんのリアクションでちょっと笑いが起きその場は無事に収まりました。

03.旅の宿
明菜さんの中低音の声ってやっぱりイイ!なんなんでしょう…この感覚。CDで聴き込むうちに大好きになった1曲です。

04.心もよう
この曲は、井上陽水さんのも好きだったのでカバーしてくれたのは嬉しかったです。ファルセットの「Wo~~」の部分もすごくキレイに声が出ていて、完璧な歌唱でした。

05.無縁坂
泣きそうになりました…。何を思って明菜さんはこの歌を歌っていたのか…やっぱ自分のお母ちゃんのことかな。

06.シクラメンのかほり
CDと歌い方が違いました。CDでは出だしはつぶやくように歌ってましたが、ライブでは結構力強く歌っていました。どちらの歌い方も良いですが、ライブの方が個人的には好みかな。

-MC②-
覚えてる範囲で会場と明菜さんのやりとりを書きたいと思います。

会場「何飲んでるの~?」
明菜さん「しょうがとレモンとはちみつです」「(配合の)割合はとっても難しいですよ(笑)」
会場「お母さんがシクラメンのかほり大好きだった」
明菜さん「お母さんが?」
会場「お母さんが!」
明菜さん「あ、お母さんが、ね・・・(苦笑)」
明菜さん「お嬢さんはおいくつ?」
会場「37です」
明菜さん「(あなたもその歳なら)シクラメンのかほり、好きでしょ???(笑)」
明菜さん「お母さん、おいくつですか?」
会場「67です」
その後のやりとりで、そのお母さんが布施明さんのファンだと知って、明菜さんが「私が歌わせていただいてすみませんとお伝えください」と。
会場「衣装は全部変えるの?」
明菜さん「そうですよ、毎日」

07.ダンスはうまく踊れない
「SONGS」を見ているようでした。もうこの曲は、安心して聴いていられますね。

08.Woman~Wの悲劇より
今回のサプライズ曲です。次曲の「ベルベット・イースター」とユーミンつながりで披露されました。キレイなファルセットで歌い上げています。完全に明菜さんの歌になってました。ちなみにこの曲はレコーディングはしていないそうです。

09.ベルベット・イースター
これも「SONGS」でおなじみですね。時折見せる明菜さんの表情がアイドル時代のようなかわいい感じで、改めて若いなぁと実感。一番リラックスして歌っていたかな。

-MC③-
ユーミンの「中央フリーウェイ」の話になったとき、会場から「昔、ライブで中央フリーウェイ歌ったよね?」と言われ、まったく思い出せない様子の明菜さん。「SONGS」の話では「(2週連続放送で)永ちゃんと一緒だしぃ(アラレちゃん風に)」と。「少女A」のジャケット撮影話しや生意気なイメージは事務所が作り上げたという話しをされてました。「Woman~Wの悲劇より」はレコーディングしておらず、この曲はあくまでもライブ会場に足を運んでくれた人だけに用意したとのこと。

10.神田川
かわいらしいやさしい感じでの歌唱。この曲に限らずですが、明菜さんって本当に声質を自由自在に変えて歌ってますね。「学生街の喫茶店」と同じ人が歌っているとはとても思えないし。

11.22才の別れ
これはCDとほぼ同じ感じの歌唱でした。もうちょっとキーをあげて歌ったほうがAメロが聴きやすいかなと。

12.雨の物語
フォーク1の中でもかなり好きな曲で、とにかく悲しく切ない曲です。CDよりも気持が入ってて良かったです。

13.I LOVE YOU
「SONGS」では、かなり緊張して歌っていましたが、ライブはテレビほどではなかったです。高音部分はCDではかなり辛そうですが、ライブではキレイに声が出ていました。

14.恋
「SONGS」でもそうでしたが、明菜さんが何を思いながら歌っていたのかばかり気になってしまいました。「酒を飲んでくだをまいて」のところを「くだをまいて酒を飲んで」と間違えていました。

-MC④-
オリジナルの歌手の方から、宝物の歌をお借りして歌っているのでオリジナルの方のCDも聴いて下さいというようなことを言っていました。自分のCDを聴いてと言わないところが明菜さんらしいですね。

15.I hope so
キーが下がったとか、タバコや酒のせいで声が出なくなった、とかファン以外の人にいろいろ言われますが、そういう人たちにこのライブでの歌唱を聴かせてやりたいです!明菜ビブラート全開でめちゃくちゃ声出てたし、今回のライブの中でも一番の出来ではないでしょうか。全身全霊をこめて歌う姿に鳥肌が立ちました。やっぱりオリジナルは違うっ!

ライブ終了後のCD販売所で、販売スタッフの人が「本日のラストナンバー「I hope so」が入ったアルバムはコチラで~す!」と案内していて、「I hope so」かなり売れてました。もちろんその他のアルバムもかなり売れてましたよ。8月25日のライブから「DIVA」の販売も開始するそうです。特典ポスター付きで!

お祝いのお花もたくさん届いていました。神田うのさん、黒木瞳さん、松山千春さん、その他テレビ番組や業界関係者等からいろいろと。

それから、もらったチラシによると年末のディナーショーは、
12月15日 山梨県 ホテル鐘山苑
12月22日 東京都 ホテルニューオータニ
12月24日 大阪府 リーガロイヤルホテル
12月25日 神奈川県 横浜ロイヤルパークホテル
での開催が決定しています。上記以外にも日程は未定ですが、名古屋でのDSも決定したそうです。あと、ファンクラブ限定のカウントダウンディナーショーも開催決定(詳細は後日発表)!

ライブ終了後、皆で横浜駅近くのパセラに行き、23:00~翌08:00までカラオケオフをやってきました!この夏の一大イベントが終わってちょっと放心状態の管理人です。