明星 YOUNG SONG(ヤンソン)シリーズ アルバム編 第14弾は、36年前の今日リリースされたアルバム「Cross My Palm」。
中森明菜さん初の全曲英語詞となる11枚目のオリジナルアルバムです。アルバムタイトルになっている「Cross My Palm」とは「運命を占う」という意味。
このアルバムの連動企画として、映画『ナインハーフ』を意識したニューヨーク・ロケでの映像作品「Cross My Palm」が1987年12月21日に、映像作品のシナリオ付き写真集「中森明菜写真集 VISUAL BOOK Cross My Palm」が1987年12月24日に発売されました。
1989年10月には、アメリカでLP・CT・CD(アトランティックレコード)がそれぞれ発売され、同年11月にその輸入盤(ジュエルケース仕様とトールボックス仕様の2種)が日本国内で発売されました。
いまやアーチストとしての風格をもそなえた明菜。しなやかに歌い踊る姿は、まさに”歌姫”。余分な装飾なしのシンプルなステージで”歌”を聴かせる彼女。そして、初の全英語詞に挑戦した新LPも完成!まずは、最新のステージから明菜のナマの声をとどける!
明菜 22の夏
わたし、7月13日にやっと22才になりまして…。でも、わたしの顔ってすごく童顔だから、鏡の前で素顔を見ていると”ほんとに22才の女なのかな”と思っちゃうんですよ。お化粧でなんとかカバーして、大人っぽく見せてるんです。実は・・・(笑)
8月25日に発売するLPをやっと作り終えたんですけど、今回はすごく大変だったなあ・・・。なんと、12曲ぜーんぶ英語詞の作品なんですよ。
わたしは、もともと英語ってニガ手でしょ?だから、英語の先生に来てもらって、ひと言ずつレッスン受けながらレコーディングしたんです。
それと英語の歌って発声が違うんですよね。ふつう、わたしの声のKeyはF(ファ)→Fまでの範囲って決まってるんだけど、今度のLPに収録した曲は、もっとずっと高い声まで出してるんですよ。
A面の6曲目に入れた「THE LOOK THAT KILLS」という曲は、こないだ発売したシングル「BLONDE」の原曲なんです。ボーカルがぜんぜん雰囲気違うので、聴き比べてみるときっとおもしろいですよ。
まあ、みなさんが聴いてみて、「あっ!これはいいナ」と思ってくれたら、ぜひお買い求めいただきたいと・・・(笑)。「まあまあだな・・・」と思った人は、友だちからレコードを借りて聴いてくださいね(笑)。
ところで、ウチの妹(明穂)が今度、女優さんになったんです。この前、ひさしぶりに会ったら、すごくヤセちゃったので、”ああ、すごくがんばってるんだな”と思いました。子供のころから、わたしよりずっと近所の人とかのウケがよかったコで、とっても素直な性格なんです。みなさん、応援してくださいね。
いま、ステージで歌っていると、本当にみなさんとひとつの心になれるような気がするんです。この気持ちはずっと大切に持って、これからも歌っていきたいと思います。どうぞよろしく。
NYの熱い鼓動で女が変わった!
”えっ!これが明菜の歌?”と、ビックリしてしまった最新LP。全曲外国曲で英語詞だということでなく、ボーカルがぜんぜん違うのだ。どちらかというと低い音域で、”情念”みたいなモノを感じさせるのが彼女の”味”だったけれど、今回は、いままで聴いたことのない、高音の新しい声で、はじけるように歌っている。LPの中身は、最近はやりのサントラ盤(複数のアーチストの曲を収録したモノ)のような作りで、ソウルフルな曲からフレンチ・ポップス調までと、バラエティーいっぱい。LPタイトルの”運命を占う”という意味のとおり、未来の明菜を予感させる1枚だ。
コメント
何をいっぱい書いてるのかと思ったら本人のコメントなんですね(笑) 当時の明菜さんの感じがよく出ててとてもいいコメントだと思います。でもでも、スタッフも制作秘話みたいなのがいっぱりありそうな気がします。Stockもですけど、ワーナーの再発の解説には、洋盤みたいにちっちゃい字でみっちり文字がある曲ごとの解説なんかが欲しかったです。
>>マヤ菜さん
そうなんです、明菜さんのコメントだったんですよ。
それにしても、インタビューでコメントしたことをそのまま掲載したような文章ですよね・・・。
でも、明菜さんっぽさがすごく出てて好きです^^
先日のBS-TBSで放送された特番でも当時のスタッフの方のお話し等がありましたが、やはり制作秘話的なものって嬉しいですよね、ファンとしては。
まさ様、こんばんは。
だいぶ前にドリフの番組で明菜さんのコントが放送されましたがあの時、関西では放送がありませんでした。しかし今日のお昼12時から放送されます。明菜さんファンの方にたくさん見て頂きたいです。
>>yukiさん
3月でしたかね、関東地方で放送があったのは。
だいぶ遅くなってしまいましたが、無事に放送されてなりよりです^^
ドリフもカトちゃんと高木ブーさんだけになってしまい寂しい限りですが、いつかまた共演してくれたら嬉しいですね。